2014年 03月 02日
煮豆鉢 |
1992年に発行され、今もなお
売れ続けてる栗原はるみさんの
‘ごちそうさまが、ききたくて’。
栗原家のいつものごはんが紹介されている、
私にとってはハイブルのような本。
さばそぼろや夏野菜の煮浸し。
ソフトチーズケーキやじゃこピーマンの
佃煮などは、数え切れないほど
作った。
そんな中でも‘煮豆の栗原’と呼ばれる
くらい凝ったというエピソードが
ある煮豆のレシピ。
これを頼りに私も煮豆が出来てこそ
一人前!と、作り続けた‘金時豆の煮たん’。
煮豆を作る度に、本のページを繰り出すと、
自然に煮豆の盛られてる器が目に留まる。
なんとも言えない薄いグリーンの、
煮豆のための器。私もこんなんに盛りたいと、
気持ちは器へと移る。
ある日、生活雑誌を見てたら、
あれぇ〜、全く同じ器が写ってる!
器の紹介ではなく、器屋さんの紹介記事の中に、
小さくバックに写っていた。
どこの店やろ?
神戸六甲!
行けるやん!!
直ぐに行きますよ、私は!
でも、雑誌は発売されて日数はかなり
経ってるし、器が残ってるかどうかも
分からない。
でも、行きますよ、私は。
上品なご婦人がオーナーのそのお店は、
住宅街の中にひっそり佇んでいた。
ドキドキしながらお店に入ると、
ちゃーんと本と同じ器が鎮座まします。
(当時お店に電話して尋ねる、という知恵
はなかったのか!)
飛び上がるほど嬉しかったぁ〜。
同じ器で煮豆が盛れる!
オーナーさんに、どれほど嬉しいかを語った覚えがある。
どこの窯のものとか、説明を受けたけど、すっかり忘れてる。
それから数年後、その器屋さんは
健康上の理由で閉店されてしまった。
十数年後、フクギドウさんでの打ち合わせで
六甲に行くことになり、懐かしい風景が目に入る。
あの器屋さんのあった通り。
お店はすっかり樹木が繁り、周りの住宅と溶け込んでいた。
オーナーさんはどうされてるのか分かる術もなかったけど、
お元気やといいなぁ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日買った金時豆の煮たん。
今は出番の少なくなった煮豆鉢を思い出したのでした。。。
売れ続けてる栗原はるみさんの
‘ごちそうさまが、ききたくて’。
栗原家のいつものごはんが紹介されている、
私にとってはハイブルのような本。
さばそぼろや夏野菜の煮浸し。
ソフトチーズケーキやじゃこピーマンの
佃煮などは、数え切れないほど
作った。
そんな中でも‘煮豆の栗原’と呼ばれる
くらい凝ったというエピソードが
ある煮豆のレシピ。
これを頼りに私も煮豆が出来てこそ
一人前!と、作り続けた‘金時豆の煮たん’。
煮豆を作る度に、本のページを繰り出すと、
自然に煮豆の盛られてる器が目に留まる。
なんとも言えない薄いグリーンの、
煮豆のための器。私もこんなんに盛りたいと、
気持ちは器へと移る。
ある日、生活雑誌を見てたら、
あれぇ〜、全く同じ器が写ってる!
器の紹介ではなく、器屋さんの紹介記事の中に、
小さくバックに写っていた。
どこの店やろ?
神戸六甲!
行けるやん!!
直ぐに行きますよ、私は!
でも、雑誌は発売されて日数はかなり
経ってるし、器が残ってるかどうかも
分からない。
でも、行きますよ、私は。
上品なご婦人がオーナーのそのお店は、
住宅街の中にひっそり佇んでいた。
ドキドキしながらお店に入ると、
ちゃーんと本と同じ器が鎮座まします。
(当時お店に電話して尋ねる、という知恵
はなかったのか!)
飛び上がるほど嬉しかったぁ〜。
同じ器で煮豆が盛れる!
オーナーさんに、どれほど嬉しいかを語った覚えがある。
どこの窯のものとか、説明を受けたけど、すっかり忘れてる。
それから数年後、その器屋さんは
健康上の理由で閉店されてしまった。
十数年後、フクギドウさんでの打ち合わせで
六甲に行くことになり、懐かしい風景が目に入る。
あの器屋さんのあった通り。
お店はすっかり樹木が繁り、周りの住宅と溶け込んでいた。
オーナーさんはどうされてるのか分かる術もなかったけど、
お元気やといいなぁ。
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昨日買った金時豆の煮たん。
今は出番の少なくなった煮豆鉢を思い出したのでした。。。
by stellachikuchiku
| 2014-03-02 21:48